AI Gateway で実現できること
01
マルチLLMの一元ルーティング
02
コスト・利用の可視化と制限
03
プロンプト保護・機密マスキング
04
エージェント・MCP の統制
こんな状態になっていませんか
生成AIの利用が先行し、統制が後追いになっている
RISK 01
部署ごとに各自LLMを直叩き
利用がバラバラで、コストもログも誰も全体を把握できていない。請求が来て初めて気づく。
RISK 02
モデルの使い分け・切替ができない
用途別の最適モデル選定やフォールバック、レート制御の仕組みがなく、特定モデルに依存。
RISK 03
プロンプト注入・機密漏れが見えない
入出力のフィルタや機密マスキングが無く、何が外部モデルに渡っているか把握できていない。
CAPABILITIES
AI Gateway でできること
既存のAPIゲートウェイと同じ流儀で、AI(LLM)トラフィックを安全に・経済的に・統制下に置きます。
マルチLLMの一元ルーティング
OpenAI・Anthropic・Google・自社/OSSモデルを1つのエンドポイントに集約。用途別ルーティングやフォールバックも設定できます。
コスト・利用の可視化と上限
チーム・用途別のトークン消費とコストを可視化。レート制限・予算上限で「使いすぎ」を未然に防ぎます。
プロンプトガード・機密保護
プロンプトインジェクション対策、PII・機密のマスキング、入出力フィルタを統一適用。何が外部に渡るかを制御します。
セマンティックキャッシュ
類似リクエストの応答をキャッシュし、レスポンス遅延とトークンコストを削減します。
エージェント・MCP の統制
エージェント間(A2A)通信や MCP サーバへのトラフィックも、同じガバナンス下で管理できます。
監査ログ・オブザーバビリティ
誰が・どのモデルを・どれだけ使ったかを記録。監査と継続的な最適化の土台になります。
※ 機能・名称は Kong Inc. のものです。最新仕様は公式情報をご確認ください。御社の状況に合わせて要件整理から選定をご支援します。
WHY SYSTEMI
「ゲートウェイを置く」だけでなく、AI活用そのものから伴走します
AI Gateway は統制の土台ですが、効果が出るかは「どこにAIを使うか」「既存業務・データとどうつなぐか」で決まります。システムアイは、AI導入の設計から実装・運用まで日本語で伴走します。
AI導入の設計から
「AIで何ができるか」の整理・PoCから。ゲートウェイ導入と業務適用をセットで考えます。
AI・自動化の導入を見る →
既存データ・APIとの安全な接続
社内システム・データとLLMの連携を、認証・マスキング込みで実装します。
API・システム連携を見る →
運用・コスト最適化を継続
SREが監視・コスト最適化・モデル更新追従まで継続。内製化への移行も支援します。
SRE・インフラ自動化を見る →
API基盤とまとめて
APIゲートウェイ(Kong)と同じ基盤で、API も AI も一貫したガバナンスに。
Kong(API管理)を見る →
日本語ワンストップ
ライセンス・設計・実装・運用・問い合わせ対応まで、日本語の窓口ひとつで完結します。
スモールスタート対応
一部門・一ユースケースのPoCから始め、効果を見ながら全社展開へ広げられます。
FLOW
導入の流れ
まず一部門・一ユースケースで効果を確かめ、統制を効かせながら全社へ広げます。
01
相談・現状把握
現在のAI利用・コスト・リスクを伺い、統制の優先度を整理します。
02
PoC
一部門・一ユースケースで AI Gateway を試し、効果と運用を検証します。
03
設計
モデル選定・ルーティング・コスト上限・プロンプト保護・ログ方針を設計します。
04
構築・接続
既存アプリ・データとの接続、各LLMの統合、CI/CDへの組み込みまで実装します。
05
運用・全社展開
利用・コストを監視しながら対象を拡大。内製化への移管も支援します。
USE CASES
こんな使い方ができます
CASE A
全社AIゲートウェイ
社内の全LLM利用を1つの窓口に集約。コスト・ログ・ポリシーを一元統制し、安心して使える環境に。
CASE B
マルチLLM最適化
用途別に最適なモデルへ自動ルーティング+フォールバック。コストと品質のバランスを取る。
CASE C
エージェント基盤の統制
業務エージェントや MCP サーバの通信をガバナンス下に置き、安全に自動化を広げる。
SUPPORTED PROVIDERS
主要LLMプロバイダを一つの入口に集約
Kong AI Gateway は主要なクラウドLLMからセルフホストのOSSモデルまで幅広く対応します。用途別ルーティング・フォールバック・レート制御を、どのモデルでも同じ流儀で管理できます。
CLOUD LLM
主要クラウドプロバイダ
- OpenAI(GPT-4o / GPT-4.1 / o1 系)
- Anthropic(Claude Opus / Sonnet / Haiku)
- Google(Gemini 2.5 / Vertex AI)
- Azure OpenAI Service
- AWS Bedrock
- Cohere
- Mistral AI
SELF-HOSTED / OSS
自社運用モデル
- Ollama(ローカル LLM 実行)
- vLLM(高速推論サーバ)
- HuggingFace Inference
- Llama.cpp / TGI
- OpenAI 互換API 全般
EMBEDDINGS / OTHER
埋め込み・周辺API
- OpenAI / Cohere Embeddings
- Voyage AI(埋め込み)
- DALL-E / Imagen(画像生成)
- Speech-to-Text / TTS 系
- MCP サーバ通信
※ 対応モデルは Kong AI Gateway のバージョン更新に応じて拡張されています。最新の一覧は Kong 公式サイトでご確認いただくか、当社までお問い合わせください。
PRICING & LICENSE
ライセンスと料金モデルの整理
Kong AI Gateway 単体で購入するのではなく、Kong Gateway 上の AI 系プラグインとして提供されます。用途と規模に応じて OSS / Konnect(SaaS)/ Enterprise(セルフホスト)の3プランから選定します。
FREE / OSS
Kong Gateway (OSS)
$0
Apache 2.0 License
- ✓ 基本AIプラグイン(プロキシ・ルーティング)
- ✓ セルフホスト(自社運用)
- ✓ コミュニティサポート
- × 高度なガードレール・監査機能は限定
- × 公式サポート SLA なし
SAAS — 人気
Kong Konnect
Plus / Enterprise
従量課金 + 定額
- ✓ 管理コントロールプレーンをKongが運用
- ✓ AI Gateway 全機能(有料プラグイン含む)
- ✓ ダッシュボード・監査UI
- ✓ 公式サポート
- × データプレーン(実行部)は自社環境
SELF-HOSTED
Kong Gateway Enterprise
要相談
年間ライセンス(規模別)
- ✓ AI Gateway 全機能
- ✓ 完全セルフホスト(オンプレ対応)
- ✓ 公式サポート・SLA
- ✓ 監査・コンプライアンス機能
- × 運用工数は自社負担
選び方の目安
PoC・小規模検証: Kong Gateway OSS で基本機能を試す
本番運用・スピード優先: Kong Konnect(管理をKongに委譲、素早く立ち上げ)
金融・エンプラ・オンプレ要件: Kong Gateway Enterprise(完全自社統制)
本番運用・スピード優先: Kong Konnect(管理をKongに委譲、素早く立ち上げ)
金融・エンプラ・オンプレ要件: Kong Gateway Enterprise(完全自社統制)
※ 具体的な料金は利用規模・機能・契約条件により異なります。当社経由でのライセンス見積もりをご希望の場合はお問い合わせください。
GLOSSARY
AI Gateway 関連の技術用語
Kong AI Gateway で登場する主要な概念を、実務で使う粒度で整理します。
Semantic Cache(セマンティックキャッシュ)
意味的に近いプロンプトの応答をキャッシュから返す仕組み。ベクトル検索で類似度を判定するため、単純な文字列一致より高いヒット率でトークンコストとレイテンシを削減できます。
Prompt Guarding(プロンプト保護)
プロンプトインジェクション攻撃や機密情報の外部流出を防ぐための入出力検査。PIIマスキング、禁止語検出、ジェイルブレイク試行の検知など。
Model Routing / Fallback
用途や条件(コスト・レイテンシ・可用性)に応じて最適なLLMを自動選択。プライマリモデルが失敗した場合の代替モデルへの切替も設定できます。
A2A(Agent-to-Agent)通信
複数のAIエージェントが連携して業務を完遂する構成での、エージェント間のAPI呼び出し。この通信も統一ガバナンス下に置くことで、権限・監査・コストを一元管理できます。
MCP(Model Context Protocol)
AIモデルが外部ツール・データソースにアクセスするためのオープン標準プロトコル。Kong AI Gateway ではMCPサーバへの通信も他のAPI通信と同じ流儀で統制できます。
Rate Limiting(レート制限)
単位時間あたりのリクエスト数・トークン数の上限設定。特定チームの使いすぎ防止、APIキー流出時の影響最小化、プロバイダ側クォータ管理などに使用します。
Observability(可観測性)
誰が・いつ・どのモデルに・どんな入力を送り・どのようなレスポンスを得たかの完全なログ。監査対応・コスト最適化・障害調査が同じログから可能になります。
Control Plane / Data Plane
設定・管理を担う「コントロールプレーン」と、実際のトラフィック処理を担う「データプレーン」を分離するアーキテクチャ。Kong Konnect はコントロールプレーンをSaaS化した形態です。
RELATED
関連情報
比較記事
AI Gateway 比較 — Kong / LiteLLM / Portkey の選び方
3製品を機能・運用・コストの3軸で比較。前提条件別の推奨マトリクスと選定時の落とし穴も整理しています。
記事を読む →
親サービス
Kong 導入・活用支援(API管理)
API ゲートウェイとしての Kong 導入支援。AI Gateway と同じ基盤で API も AI も一貫運用できます。
サービスを見る →
FAQ
よくあるご質問
Q. すでにOpenAIを直接使っていますが、後から入れられますか?
A. はい。アプリの向き先を AI Gateway に変えるだけで、コスト可視化やプロンプト保護を後付けできます。段階的な移行を設計します。
Q. 複数のLLMを使い分けたいのですが?
A. AI Gateway なら1つのエンドポイントで複数モデルを束ね、用途別ルーティングやフォールバックを設定できます。
Q. 機密情報が外部モデルに渡るのが不安です。
A. PII・機密のマスキングや入出力フィルタで、外部に渡る内容を制御できます。要件に合わせてポリシーを設計します。
Q. API管理(Kong)も検討中です。一緒にできますか?
A. はい。API も AI も同じ Kong の基盤で一貫運用できます。Kong(API管理)ページもご覧ください。
AIの利用統制、まず状況からご相談ください。
「コストが見えない」「機密が不安」「モデルを使い分けたい」——その段階からお話を伺い、最適な進め方をご提案します。
AI Gateway導入を相談する →
Kong(API管理)を見る